”セルフケア”って何すればいいの？｜通いやすさなら整体・出張整体CLUTCH

筋肉や関節に硬さや疲労を溜めないためには、とにかく動かしてあげることが大切です。このことだけ聞くと「えっ、動かしてるよ」と思う方もいらっしゃると思います。確かに私たちは生活するうえで筋肉・関節を動かしながら日々生活しています。

そこで、動かすとはどういうことなのか？というと、”普段あまり動かせていない筋肉を動かしてあげる”ということが大切になります。

日常生活の中で、ついやってしまう癖はありませんか？例えば、”足を組む・片足重心・決まった手で荷物持つ・寝るとき右を向くなど、あーやるやると思った方もいらっしゃるんじゃないですか？これらの癖をしてるほうが楽に感じると思う理由、それは筋肉が決まった方向に動かす癖がついてしまっている可能性があります。そこで楽と思う動き、実はその動きは負担をかけ続けていることになってしまいます。筋肉は伸び縮みする動きを繰り返して、その動きにより血流を流して老廃物や疲労物質が溜まるのを防いでいます。長時間これらの動きをしていると筋肉は”縮こまりっぱなし・伸ばしっぱなし”になってしまい筋肉がうまく動かせていないことで疲労もたまりやすく、その状態で硬くなりやすくなってしまうのです。その癖がほかの日常動作の際にも顕著に出てしまい、しっかり動かしているつもりでもバランス悪い動きをしてしまっている可能性があるのです。

簡単な動きの説明として＃０１の文中で例に挙げた、デスクワークで考えていきたいと思います。

お仕事でデスクワークをよくする方は、忙しさなどからこの画像の男性のような姿勢になってしまう方も少なくないと思います。この男性の姿勢は”首が前に出てる・背中と腰が丸くなっている・腕は手でタイピングしているため浮かしている・足元はつま先立ち”ざっくりですけどもこのような姿勢になっています。この場合は、背中→丸まって伸びているから胸を開く動きや肩をまわす動き・腰→丸くなっているから反る動き・腕と手→前側が特に使われているので手のひらをきらきら星のように表裏と交互に動かして腕全体をひねる動き・ふくらはぎ→貧乏ゆすり（見栄えは悪いが）やアキレス腱伸ばしなど。

難しい動きでなくても筋肉は動かされます。また、身体の前側と後ろ側の筋肉は拮抗する動きを繰り返すので、動かした筋肉の反対側の筋肉は緩む作用であったりストレッチがかかったりと必然的に両方に利かせることができます。

難しい動きではなくてもこのような簡単な動きでも効果はありますので、少しずつ簡単な動きを入れて筋肉を動かすように意識してあげましょう。